働くことを学ぶ - 修業学習と職業陶冶

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目次

更新日: 2023/08/31

目次

はじめに

1.ヨーロッパが目指している高等教育
 1.1. 国によって異なる制度、内容、レベルと国際協力
 1.2. 高等教育の経済的な負担
 1.3. 高等教育への期待の違い
 1.4. 教育成果と学習成果の違い

2.スイスが実現している高等教育
 2.1. なぜスイスか―働くことと楽しむこと
 2.2. 後期中等教育(高校レベル)の職業教育
 2.3. Day Release方式の学習形態
 2.4. 高等教育段階の職業専門陶冶(VPET)とSandwich方式

3.ウクレレ・プロジェクトは社会階層の溝を乗り越える
 3.1. ヨーロッパ社会に残る社会的文化的な溝
 3.2. 王室アルバート・ホールでの全英ウクレレ・オーケストラと第九の合奏
 3.3. 太平洋諸島のウクレレ文化の愛と平和
 3.4. 台湾・中国の華麗なウクレレ演奏
 3.5. 日本のウクレレ・プロジェクト
 3.6. YouTubeでのウクレレ演奏技術の開発と職業専門陶冶の親和性

4.職業専門陶冶は学ぶことで進展する
 4.1. 高等職業専門陶冶は教えられるか
 4.2. ヨーロッパはどのように対応したか
 4.3. 自ら学ぶことを前提とした高等教育の試み
 4.4. わが国の遠隔教育
 4.5. 職業専門陶冶(VPET)の現代的意義
 4.6. 高等職業専門陶冶では学習環境の設計が重要

5.職業専門陶冶の国際化は地方から
 5.1. 職人文化が残る地方産業の国際性
 5.2. 職業専門陶冶は地方から発信する
 5.3. ‘旨味(umami)’を発見した池田菊苗博士の庶民食文化の革新性
 5.4. 技能の国際化

6.インターネットは新しい職業専門陶冶の道を拓く
 6.1. なぜウクレレ・プロジェクトか
 6.2. インターネットが開いた語学学習の革命
 6.3. コミュニケーション能力の基盤となる共通話題-専門性
 6.4. コミュニケーション能力の基盤となる共通話題-趣味
 6.5. 職業専門陶冶の話題は国際語で

7.Z世代は若者貧困国を脱却する
 7.1. 創作・発信力の優れたZ世代
 7.2. 高等学校・大学の担い手はZ世代
 7.3. 地域産業の担い手はZ世代の文化
 7.4. 若者貧困の国からの脱却

8.職業専門陶冶に込める願い
 8.1. 私が生きた日本社会
 8.2. 自分の夢を実現する職業専門陶冶
 8.3. 自ら創り管理する学びへ
 8.4. 庶民文化での職業専門陶冶(VPET)の国際貢献

おわりに